« masの旅:その1(HMV栄店) | メイン | 10/1mas"steppers+"リリースパーティです »

2005年09月27日

masの旅:その2(ヤノベケンジ/キンダガルテン展)

P050925_14542.jpg
今回masはヤノベさんの展覧会「キンダガルテン」で演奏するために愛知に行ったワケですがそれは生涯ココロに残る旅でした。
ヤノベさんの作品に音楽を提供させていただいてる縁もあって実現したライヴです。
これは当然、自分的にも伝説となりましたが多くの人々やヤノベさんの作品にふれた子供達のココロにも記憶に残る日になったと思う。
美術館。7.5メートルの巨大ロボット"トらやん"。そのトらやんの口からファイアー。ディーゼルエンジンの黒煙と爆音をまきちらすゆりかごマンモス。トらやんの椅子の上で演奏してるおかしな編成のバンド・・・
・・・そんなバンドが自分達だなんてね。

masでPAやってもらってるpasadenaイシモトさんの日記に素敵すぎるレポがあるので状況は割愛しますが(こんな光景がまずあり得ない)

猫社長のmao日記

とにかくボクは最後の曲"turn"を演奏しながら胸がいっぱいになって泣いちゃいそうでした。
演りながらいろんな事を思い出したり感じたりしました。
この場所でこの大きなテーマの中で自分達の音楽が自分達の手で鳴ってる事の大きな意味。
「生きてる」いう事においてこれ以上の感動は今までで味わった事がなかったです。
個人的な事ばっかでスイマセン。
だけどヤノベさんの作品のテーマがあるからこそ、より感じる事の出来た気持ちです。
単に作品が良かった悪かったイベントがどうだった火を吹いてどうだったヘンなバンドだった、とかじゃなく、老若男女大勢の人々がこの場所にいたって事、この場所でやってるって事、ここに辿り着くまでにものすごい苦労をしてるって、そしていろんな人達が助けあったからやれたって事、、、、、、そしてそれらの全てを突き動かしたとんでもない想像力を実現させたヤノベケンジのチカラや人のチカラに本当に感動しました。
そしてそこに自分がいた。
なんともうまく説明できなくてすいません。
でもボンヤリ浮き上がる感覚じゃなくて地に足のつきつつブワっと気持ちが吹き上がってるような感じ。
夢じゃなく現実としてしっかり味わいました。
生きてる。
あんなにデッカい拍手をどうもありがとう!!!!!!

トらやんも踊ってくれてた!

==============================

set list
2005.9.25/mas live@豊田市美術館(愛知県・豊田市)
1.tick+トらやんファイアー!
2.bring on
3.cael rock
4.smood
5.dreaming
6.trivial joke
7.turn

Tatsuya Yamada:Gt,PC,Key
Kiyomi:Kokyu,Glockenspiels
Masami Hokama:Bass,Trumpet
Yoshio Ootani:Sax
Yoshinori Kuno:Drum
Satoshi Ishimoto:PA/Live Mix
Sachi-A:Percussion
+
Yusuke Asano (from Asana):Gamelan,more

投稿者 tyme : 2005年09月27日 02:06

■トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://dubdish.com/cgi-bin/mt-tb.cgi/215

このリストは、次のエントリーを参照しています: masの旅:その2(ヤノベケンジ/キンダガルテン展):

» ■ヤノベケンジ 「キンダガルテン」、卒園式 from ★究極映像研究所★
 先週、万博の閉会式と時を同じくして豊田市美術館で行われたヤノベケンジのイベント [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年10月01日 21:22